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海の話

海の色はなぜ青い

海の色はなぜ青い

青く見える海水もバケツに汲んでみると、無色透明で何の色も付いていません。ではなぜ青く見えるのでしょう。この問題に答えられる決定的な解答はいまだにないそうで、意外です。

しかし、最も有力な説があります。それは太陽光線の散乱説です。太陽光線は、夕立のあとなどに見られる虹と同じように、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、の7色に分解できます。このうち青の光は海水に対する透過率が最も高くて、深いところまで光が届きます。この青の光が、水の分子や海水中の物質、浮遊している物質にぶつかって跳ね返る散乱現象によって青く見えるというのです。

海は青いといっても、場所によってはエメラルドグリーンに見えたり、黒色に近い紺色に見えたりします。日本の南側に沿って流れる黒潮は、黒っぽく見えることからその名が付いています。

中国と朝鮮半島の間にある黄海は、黄色の泥を含んだ黄河の水が海に流れ込んで黄色に見えます。

日本海でも、夏の海と冬の海では全く違った色に見えます。夏は明るい太陽の光を十分に吸収反射してきれいな明るい青ですが、低い雪雲に覆われがちな冬の海は暗く黒い色です。信濃川や阿賀野川の河口付近は、流入する土砂によって茶色に見えます。

海は青いといっても、このようにいろいろな条件によって色の違いがあるのです。
(2003.4)

出展:「クイズ日本海のなぞ」海の相談室編:新潟日報事業社

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